贈りものガイド お中元

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🍀お中元の意味

お中元はお祝いの意味ではなく親しい⽅やお世話になった⽅へ⽇頃の感謝を伝えるための⼤切なコミュニケーションの機会となる贈りもの1つです。

🍀お中元の時期

お中元は地域によって贈る時期が異なります。
主に新暦(7月1日~7月15日)に基づく地域:東北・関東・北陸の一部
主に旧暦(7月中旬~8月中旬)に基づく地域:北海道・北陸の一部・東海・関西・中国・四国
(東京・神奈川を中⼼にお中元の時期が早まっており、6⽉20⽇ごろから贈りはじめる⽅が増えているようです。)
九州では8月1日~8月15日までが一般的ですが、やはり年々お中元の時期は早まっており7月中に贈る方も増えてきているようです。
また、沖縄は旧暦の7月15日までに贈ることが主流です。
できるだけ贈る地域の時期に合せ、失礼のないよう贈るのがおすすめです。
もし、贈る時期を過ぎてしまっても時期によって「暑中お見舞い」~「残暑お見舞い」等として贈ることができます。

🍀熨斗の書き方

表書きは「御中元」とし、水引の下に名入れをします。
〈個人名で贈る場合〉姓名のフルネームが一般的ですが、目下の方へは姓だけでも大丈夫です。
〈連名で贈る場合〉右側が「目上」、左側が「目下」の名前を書きます。連名は3名までが一般的です。
〈代表者名のみの場合〉3名以上の人数になる場合は、代表者名を中央に書き「他一同」を左下に並べて書きます。
〈会社名を入れる場合〉名前の右側に小さく書き添えます。
お中元は継続的な行事ですので、この年だけというのはマナー違反になってしまいます。
「お礼の品」という体裁で贈る場合は「御礼」の表書きで贈る方法があります。

🍀喪中のときは?

お中元はお祝いごとの贈りものではなく、感謝の気持ちを贈るものですから、当方又は先方のいずれかが喪中の場合であってもお中元を贈り合うことは差支えないことになっていますが、
忌中でどうしても気になられる場合は事前のお断りを入れた上で、時期をずらして暑中見舞いや残暑見舞いの形で贈る方法もございます。

🍀誰に贈るもの?

贈る相手の事を思うほど何が良いか迷うもの…
去年は何をおくったかな、何が喜ばれるかなと、考えるのは大変ですけど喜ぶ顔を思い浮かべると選ぶ時間も楽しいものですね。
実際、両親や親戚に贈る方がやはり多いようです。
また会社や上司、ご友人・先生・お世話になった方々へも日頃の感謝を伝える良い機会となります。

🍀丁寧な贈り方

本来は直接持参するのが習わしですが、近年では互いの都合もあって余程の場合を除いては宅配便を利用するのが一般的となっています。
身内や友人等近い間柄の場合は電話で伝える程度で差支えありませんが、大変お世話になっている方々へお贈りになる場合は、贈り物に挨拶状を付けるか、届くころを見計らって先に挨拶状を送る事がマナーとされています。

🍀お礼状

お中元のお礼状は、贈ってもらった方の心遣いに感謝の気持ちを伝えるのが一番の目的ですが、お中元が無事に届いたことを知らせる役割もあります。
お礼の気持ちを、こころを込めてしたためた手紙や葉書には、言葉よりも尚一層の温もりが伝わるはずです。
大切なご縁にまごころ込めて。お役立て頂ければ幸いです。

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