🍀秋の収穫祭「ハロウィン」
10月になると、オレンジ色のハロウィングッズが並び、日本でもすっかりお馴染みになったハロウィン。さらにここ数年は、仮装やパーティを楽しんだり、お子様から大人までますます人気の行事として楽しまれています。
🍀そもそもハロウィンって?
ハロウィンはキリスト教の「万聖節」(11月1日)の前夜祭として、収穫への感謝と悪魔祓いをするお祭りとして始まりました。「All Hallow Eve」が訛って、ハロウィン「Halloween」と言われるようになったようです。🍀おばけの仮装
10月31日のハロウィンには、日本のお盆のように亡くなった人の魂がやってくるとされていて、悪い魔女たちやお化けも一緒にやってくるといわれていました。そんなお化けや魔物たちを追い払うために、同じ姿に仮装しておどかして帰ってもらうためにお菓子を渡したことから、仮装した子供たちはお菓子をもらえるようになったのですね。
🍀ジャック・オー・ランタン
ハロウィンのシンボルとして有名な(Jack Ó Lantern)とは、カボチャをくり抜いた中にロウソクを立てて灯した提灯のランタンのことです。カボチャには「お守り」の意味もある事から、ハロウィンの日に集まるお化けからカボチャのランタンが守ってくれて、日本のお盆と同じようにご先祖様の帰ってくる目印にもなるとされています。
🍀「トリックオアトリート!」
19世紀にアメリカに伝わると、子供も楽しめる行事に変化していきました。 「Trick or Treat!」「お菓子をくれないといたずらしちゃうよ!」と仮装した子供たちが家の玄関を叩いてお菓子をねだります。そう言われた家では「Happy Halloween!」と答えて子供たちにお菓子を配ります。 「トリック」と「トリート」のゴロ合わせから始まったセリフ。 「トリート(Treat)」はお菓子ではなく、「おもてなし」の意味ですが 子供たちのイベントとして、いつからか「お菓子」の意味合いになったようです。
子供たちにとってはお菓子をもらえる、うれしい日。 また、秋の収穫祭でもあるハロウィン。 いろんな文化のおもしろさを感じながら、収穫の秋の味覚やかわいらしいハロウィンならではのお菓子を囲んで楽しんでみてはいかがでしょうか?